三井住友カード最高峰プラチナの優れた内容を解説
- 2020/2/10
- クレジットカード
- コンシェルジュ, プライオリティパス, プラチナカード, 三井住友カード, 三井住友プラチナカード
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三井住友カードグループのクレジットカードの中でも最高峰のブランドがプラチナカードです。
50,000円+税と高額な年会費にも関わらず多くの人から支持を得ているこのカードには、バランスの取れた特典が付いています。ここでは、そんな三井住友カードプラチナの充実している特典内容を紹介します。
三井住友カードプラチナの概要
カードの基本スペック
三井住友カードプラチナの基本概要を紹介します。
年会費 | 本会員50,000円(税別)、家族会員 無料 |
カードブランド | VISA、Master |
申し込み | 満30歳以上で継続的な収入があること |
年会費は50,000円+消費税とプラチナランクのカードとしては標準的です。プラチナカードの申し込み方法は、直接申し込みをする方法とゴールドカードなどを継続的に利用してクレジットカード会社からインビテーションが送られてくる方法の2つがあります。
(私は直接HPから申し込みを行い、承認されたケースでした。)
クレジットカードブランドはVISAとMasterから選択することができますが、両方を発行することも可能です。この場合には、片方の年会費が5,000円(税別)になる特典があります。2枚発行することによって両方のカードの特典を受けることができます。
気になるポイント還元率は~基本還元率
クレジットカードを保有するときに気になるのがポイントの還元率です。
三井住友カードの場合には、ワールドプレゼントポイントが貯まり、ポイント数は1,000円につき1ポイントとなります。
1ポイントは5円の価値の商品と交換することができるので、ポイント還元率は0.5%となります。
利用実績によるボーナス
ポイント還元率0.5%とプラチナカードとしては、あまり還元率がよくないのではないかと感じられるかもしれませんが、三井住友カードプラチナには、利用実績に応じたボーナスが付与されます。
年間利用額に応じたギフトカードプレゼント
プラチナカード会員で6か月間にクレジットカードを利用した総額の0.5%がVJAギフトカードとしてプレゼントされます。プレゼントされる金額は2,000円以上から最高3万円までになるので、半年に600万円を使用すれば上限の3万円のギフトカードがプレゼントされます。つまり年間1,200万円使用すれば6万円のギフトカード。
そのため、VJAギフトカードとポイント還元を合わせると1.0%以上の還元率を達成することができます。
年間利用額に応じた次年度ボーナスポイントプレゼント
年間利用額が一定以上に達すると、次年度は前年度の利用額に応じてボーナスポイントがプレゼントされます。
前年度支払金額 | ステージ | 今年度ボーナスポイント |
300万円~ | V3 | 50万円到達時に300ポイント
(以降10万円毎に60ポイント) |
100万円~300万円 | V2 | 50万円到達時に150ポイント
(以降10万円毎に30ポイント) |
50万円~100万円 | V1 | 50万円到達時に100ポイント
(以降10万円毎に20ポイント) |
V3の適用期間中は単純に0.8%の還元率となり、600万円毎の3万円分のギフトカードプレゼントと合わせると、1.3%程度の還元率となります。
事例:年間1,200万円の利用の場合
- 基本ポイント:12,000ポイント(60,000円分)
- ボーナスポイント:7,200ポイント(36,000円分)
- ギフトカード:60,000円となります。
合計で1.3%の還元率(156,000円)
海外FXを利用したクレカ入金を繰り返せば容易に年間1,200万円の利用も可能です。
ただし、前年利用額に応じたボーナスプレゼントは2020年1月の判定→2020年2月からの1年間は適用されますが、以降ボーナスプレゼントは廃止されます。
また、他の三井住友カード系で使える「マイペイす・リボ」に登録をすることによって獲得ポイントを2倍にする技も使うこともできます。
マイルへの還元率は
三井住友プラチナカードでは、100ポイント以上100ポイント単位で交換でき100ポイント=300マイルになります。
100,000円の利用で100ポイントとなり300マイルになる計算なので0.3%の還元率という事になります。
マイルへの交換を前提とするなら良い還元率では決してないですね。
気になる審査難易度は
プラチナカードになると気になるのが審査難易度です。三井住友カードプラチナは招待状なしでも申し込みできますが、最低でも年収500万円以上はないと厳しいと思われます。招待状に関しては、三井住友カードのゴールドを保有し、2年以上使っていると届きやすいと言われています。
三井住友カードプラチナ3つのメリット
では、このカードを保有するメリットはどんなものがあるのでしょうか。プラチナならではの上質かつ安心できるサービスがついてきます。
年に1回のメンバーズセレクション
プラチナホルダーは、年に1回「メンバーズセレクション」という特別なプレゼントをもらうことができます。
プレゼントの内容は、以下の6つです。
上質なビジネスアイテム | 大人にふさわしい上質なビジネスの場面で役立つアイテムプレゼント
(例)ラゲッジタグ・傘など |
暮らしを彩るライフアイテム | 善戦されたこだわりの生活に役立つアイテムプレゼント
(例)タンブラーセット、キッチン用品など |
毎日を愉しむコレクション | 人生をより豊かにするアイテムプレゼント
(例)タイトイスト・フラワーカタログなど |
食の逸材プレゼント | 世界・全国から選りすぐりの逸品をプレゼント
(例)お米・牛肉類など |
名医によるセカンドオピニオンサービス | 「医活」をサポートする専門臨床医による診察 |
海外空港ラウンジサービス | 国内・海外の空港で利用できるプライオリティパスを提供 |
24時間対応のコンシェルジュ
コンシェルジュサービスでは24時間、365日対応でホテルや航空券、ダイニング、ギフトの手配をしてもらうことができます。
外国にいるときに言葉で困ってしまっても日本に電話することができれば、専門のコンシェルジュが対応してくれるので安心です。また、ホテルやダイニングでは、プラチナ会員専用の枠が用意されていることがあり、なかなか取れないような予約も取ることができます。
会社の幹事を任される方だと、コンシェルジュに電話して、希望の料理ジャンル、エリア、予算、人数を伝えておくと数日でいくつか候補を出してくれるので非常に楽です。飲み会の度に悩まされることがなくなります。
ユニバーサル・スタジオジャパンの優待
三井住友プラチナカード保有者がユニバーサルスタジオジャパンに行った際に、入場ゲートすぐの左手にあるゲストサービスに行くと、一人1枚のユニバーサル・エクスプレスパス(家族同伴者4名まで)をもらえます。
利用可能アトラクションは以下の通り。
- ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド
- アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド 4K3D
- ジュラシック・パーク・ザ・ライド™
- ジョーズ™
- ターミネーター 2:3-D®
- バックドラフト™
- スペース・ファンタジー・ザ・ライド
エクスプレスパスは4枚で8,000円程度することもあるため、1枚2,000円程度の価値があります。2名で行けば4,000円、4名なら8,000円です。
また、三井住友カードがジョーズのスポンサーにもなっているため、ジョーズ付近のラウンジが利用でき、ラウンジで休憩したのちに待ち時間0でジョーズに搭乗できます。
一人が無料になるダイニング特典~プラチナグルメクーポン
プラチナカードでは「プラチナグルメクーポン」がついてきます。このクーポンを利用すると厳選されたレストランで2名以上で利用した場合、1名が無料になります。
この特典はVISA、Masterのどちらでも受けることができますが、同じような特典に「ダイニングby招待日和」があり、これはMasterカードにのみ付いてきます。つまり、Masterブランドの方が利用できるお店が広くなります。
ダイニング特典に掲載されているお店は一流のお店が多く、飲食代も一人一万円以上するようなお店ばかりです。お店も東京だけでなく大阪など全国に幅広くあるので、上手に利用するとお得になります。
高いレストランだと3万円程度のコース料理などもあるため、これだけで3万円分還元されることになります。
3月と8月の年2回クーポンが送付され、1回ずつ利用可能なため最大6万円分の還元を受けることも可能です。
充実した最高ランクの保険
プラチナカードは、最高ランクのカードだけあって付帯している保険の内容、補償金額も最高ランクになっています。
【海外旅行傷害保険】
担保項目 | 補償金額 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円 |
傷害治療費用 | 500万円 |
疾病治療費用 | 500万円 |
賠償責任 | 1億円 |
携行品損害 | 100万円(自己負担額3,000円) |
救援者費用 | 1,000万円 |
さらにプラチナカードには、家族特約も付帯となっているので家族みんなが安心できる保険になっています。
【海外旅行傷害保険 家族特約】
担保項目 | 補償金額 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高1,000万円 |
傷害治療費用 | 500万円 |
疾病治療費用 | 500万円 |
賠償責任 | 1億円 |
携行品損害 | 100万円(自己負担額3,000円) |
救援者費用 | 1,000万円 |
本会員に比べると「傷害死亡・後遺障害」の項目で補償内容が小さくなりますが、それ以外は本会員と同等の補償を受けることができます。
また、国内旅行の保険も手厚くなっています。
【国内旅行傷害保険】
担保項目 | 補償金額 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円 |
入院保険金日額 | 1日5,000円 |
通院保険金日額 | 1日2,000円 |
手術保険金 | 最高20万円 |
さらに飛行機を利用した時と買い物をしたときに安心できる保険も付いています。航空便遅延保険は海外旅行の場合は自動付帯、国内旅行の場合は利用付帯です。
【航空便遅延保険】
担保項目 | 国際線利用時 | 国内線利用時 |
乗継遅延補償 | 2万円 | 2万円 |
出発遅延・欠航補償 | 2万円 | 2万円 |
手荷物遅延補償 | 2万円 | 2万円 |
手荷物紛失補償 | 4万円 | 4万円 |
【動産総合保険「買い物保険」】
補償最高額500万円、自己負担額3,000円、購入から200日以内
上記のようになっています。最高ランクだけあってカードを持っているだけで安心できる保険が付いているのがうれしいところです。
旅行や海外に行くことが多い人にはおすすめの1枚
三井住友カードをプラチナは、どのような人におすすめなのか。
一番恩恵を受けることができるのが、旅行が好き、仕事で国内、海外を飛び回るような人には強くお薦めできます。これまでに紹介した3つのメリットを有効活用できるだけでなく、「プラチナホテルズ」を使って部屋のアップグレードをすることができたり、ユニバーサルスタジオジャパンの三井住友カードラウンジを使って優先搭乗したりすることができます。
メンバーズセレクションのプライオリティパスを選択しなくてもプラチナカードを保有しているだけで、空港のカードラウンジを利用することができる特典も付いてきます。このような恩恵を付けることができる人にはお薦めの1枚です。
まとめ
三井住友カードプラチナは、年会費が5万円以上と高額ではあるもののメンバーズセレクション、ダイニング特典、充実した保険などプラチナならではの上質なサービスを受けることができます。一方で、カードだけのポイント還元率は高いものでなないので、その部分でデメリットがあります。プラチナの恩恵を上手に受けることができる人におすすめのクレジットカードです。
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