ANA プレミアムポイント 獲得履歴の確認方法
- 2019/12/8
- 航空会社
- ANA, ANAダイヤモンド, ANAプラチナ, ANAブロンズ, スーパーフライヤーズ, プレミアムポイント, プレミアムメンバー, 獲得履歴
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私のブログはマイル・クレジットカードポイントを収集する方法として海外FXをメインに書いているのですが、最もアクセス数が多いのは以下の記事です。
【ANA】【プレミアムポイント】【履歴】
【プレミアムポイント】【履歴】【確認方法】
といった検索ワードで調べる人が多いようです。
幸い上記の記事は検索3位に出てくるので、アクセスしてくださる方が多いのかと。
今回はANAプレミアムポイントの履歴確認方法について書いてみます。
ただ、そもそもプレミアムポイントの履歴を過去1年以上遡って確認する方法は存在しません。それなら不要という方は、読み進める必要はありません。
そういった方で、マイルやクレジットカードのポイントを簡単に貯めたいという方はこちらの記事をご確認ください。
ANAプレミアムポイントとは
そもそもプレミアムポイントって何という点ですが、プレミアムポイントはANA運航便 or スターアライアンス提携運航便のフライトに乗ることでのみ貯めることが出来るポイントです。
1暦年で貯めたポイントの数に応じて、次年度にプレミアムメンバー(上級会員)の地位と特典が与えられることになります。
最近テレビやニュースアプリで修行が取り上げられることがありますが、修業とはプレミアムポイントを貯めるためにフライトを利用する行為のことを言います。
修業とはマイルを貯めるためにフライトに乗る事であると書いている記事を目にしたことがありますが、マイルを貯めるためにフライトを利用する事は経済合理性がなく無駄な行為なので、当該記事は誤った記事です。
マイルはフライトに無料(税金・燃油代除く)で乗るために貯めるのであって、フライトに乗って貯めるのは逆ですよね。
プレミアムポイント 履歴確認方法
WEBブラウザ画面での確認方法
まずANAのブラウザページからプレミアムポイントの履歴を確認する方法を説明していきます。
トップページ
ANAのトップページを開くと、デフォルトで国内線航空券のトップページになるかと思います。
上の写真の赤枠の通り、ANAマイレージクラブをクリックします。
ANAマイレージクラブトップページ
ANAマイレージクラブをクリックすると、現在保有しているマイル、SKYコイン、プレミアムポイント、アップグレードポイントが表示されます。
(私のマイルはANAショッピングで使ってしまったため減っています。)
赤枠部分の表示されたマイルをクリックするとログインページに遷移します。
ログインページ
赤枠部分1つ目にパスワードを入力し、ログインボタンをクリックします。
マイページ
マイページに遷移すると、上の写真の通り
- 現在のマイル残高
- 今年のプレミアムポイント(提携運航便含めた合計とANAのみ)
- 前年のプレミアムポイント(提携運航便含めた合計とANAのみ)
- ライフタイムマイル
- 有効期限が近いマイル残高が表示されます。
下のほうに遷移していくと過去12か月のマイル・プレミアムポイントの履歴が表示されます。
赤枠部分がプレミアムポイントの履歴です。
残念ながら今のシステムでは過去12か月分の履歴しか確認できない仕様になっています。
ANAマイレージアプリの履歴確認方法
メニューボタン
マイレージのボタンとプレミアムポイントのボタンが用意されています。
マイレージ
マイレージボタンを押すと上の写真の通り、マイル、プレミアムポイント、前年プレミアムポイントが表示されます。
赤枠のご利用明細を押すと、利用明細ページに飛びますが、ブラウザの時とは異なり、マイルの明細しか表示されず、プレミアムポイントの履歴は確認できません。
次はメニューボタンのプレミアムポイントを押したときのページです。
プレミアムポイントページ
プレミアムポイントのページも合計ポイントが表示されるのみで、プレミアムポイントの獲得履歴を確認する方法はありません。
フライト毎のプレミアムポイントを調べる方法
ANAの公式サイトにプレミアムポイントのシミュレーション計算ができるサイトがあります。
- 国内線or国際線
- 発着場所
- 保有カードの種類(一般、ゴールド、プレミアム、SFCなど)
- プレミアムメンバーステータス(ダイヤ、プラチナ、ブロンズ)
- 搭乗クラス
この中で、プレミアムポイントの計算に影響があるのは、発着場所と搭乗クラスのみで、カード情報やステータス情報は獲得できるマイル数のみに影響があります。
上記はエコノミー(搭乗クラスV、W、S、T)で東京ーシンガポール片道便の計算です。
過去の履歴は確認できないけれど、搭乗クラスの情報を覚えていれば計算自体は可能です。
プレミアムポイント 履歴確認方法 まとめ
WEBブラウザでは過去1年のみプレミアムポイント獲得履歴を確認することが出来ますが、スマホアプリでは獲得履歴を確認することはできません。
プレミアムメンバー制度
プレミアムポイントを貯めてなれるプレミアムメンバーとはそもそも何か説明します。
わざわざ修行までしてプレミアムポイントを貯める人がいるほどですので、さぞ魅力的な特典があるのでしょう。
プレミアムメンバーステータス
プレミアムメンバーのステータスには、上記の通り3つのステータスが用意されています。
- ダイヤモンド:10万プレミアムポイントで獲得(うち5万はANAグループ)
- プラチナ :5万プレミアムポイントで獲得(うち2.5万はANAグループ)
- ブロンズ :3万プレミアムポイントで獲得(うち1.5万はANAグループor ANAゴールド以上のカード保有)
先ほどのプレミアムポイントのシミュレーションの通り、シンガポールの往復エコノミークラスでは2,484×2=4,968ポイントしか貯まりませんので、これだけでダイヤモンド到達しようとすると、21往復しなければなりません。月平均1.8往復なので、普通の会社員では難しいです。
プラチナでも厳しいですね。
これがプレミアムエコノミー(搭乗クラスG、E、Y、B、M)だと100%貯まるため、往復で10,000ポイント弱貯まります。
プレミアムポイント計算方法
プレミアムポイント計算方法は基本的に以下の計算式に基づきます。
(区間基本マイレージ)×(搭乗クラスによる倍率)×(路線による倍率)+(搭乗ポイント)
区間基本マイレージ
区間基本マイレージとは飛行マイルのことで、簡単に言えば発着地間の距離のことです。
主要都市間のマイルは以下の通りです。
出発地は羽田空港前提
関西 | 280マイル |
札幌 | 510マイル |
那覇 | 984マイル |
ソウル | 758マイル |
台北(松山) | 1,330マイル |
香港 | 1,823マイル |
バンコク | 2,869マイル |
シンガポール | 3,312マイル |
ホノルル | 3,831マイル |
シドニー | 4,863マイル |
ロサンゼルス | 5,458マイル |
ニューヨーク | 6,723マイル |
ロンドン | 6,214マイル |
フランクフルト | 5,928マイル |
距離が長いほど、区間基本マイレージが高くなるためプレミアムポイントも高くなるはずですが、路線倍率(後述)の影響でそうはなっていません。
搭乗クラスによる倍率
国内線の場合
運賃種別 | 積算率 | 該当運賃例 | 搭乗ポイント |
運賃1 |
150% | プレミアム運賃、プレミアム小児運賃、プレミアム障がい者割引運賃、ANA VALUE PREMIUM(Child)/ANA SUPER VALUE PREMIUM(Child)、プレミアム@Biz、プレミアムビジネスきっぷ | 400 |
運賃2 |
125% | ANA VALUE PREMIUM 3、ANA SUPER VALUE PREMIUM 28、プレミアム株主優待割引運賃、プレミアム小児株主優待割引運賃 | 400 |
運賃3 |
100% | ANA FLEX、ビジネスきっぷ、小児運賃、障がい者割引運賃、介護割引、ANA VALUE(Child)/ANA SUPER VALUE(Child)、ANA SUPER VALUE EARLY(Child)、@Biz | 400 |
運賃4 |
100% | 各種アイきっぷ、プレミアム包括旅行割引運賃、海外乗継割引スペシャル、 | 0 |
運賃5 |
75% | ANA VALUE 1、ANA VALUE 3、株主優待割引運賃、小児株主優待割引運賃 | 400 |
運賃6 |
75% | ANA VALUE TRANSIT、ANA VALUE TRANSIT 7、ANA VALUE TRANSIT 28 | 200 |
運賃7 |
75% | ANA SUPER VALUE 21、ANA SUPER VALUE 28、ANA SUPER VALUE 45、ANA SUPER VALUE 55、ANA SUPER VALUE 75、ANA SUPERVALUE EARLY、いっしょにマイル割(同行者)、ANA SUPER VALUE 75 & JR きっぷなど | 0 |
運賃8 |
50% | 個人包括旅行割引運賃、包括旅行DP割引運賃、訪日包括旅行DP割引運賃、DP限定旅行用特割運賃(包括旅行MDP割引)、スマートU25、スマートシニア空割、ANA SUPER VALUE SALE | 0 |
運賃9 |
150% | 国際航空券(国内区間 プレミアムクラス)ブッキングクラス F/A | 0 |
運賃10 |
100% | 国際航空券(国内区間 普通席)ブッキングクラス Y/B/M | 0 |
運賃11 |
70% | 国際航空券(国内区間 普通席)ブッキングクラス U/H/Q | 0 |
運賃12 |
50% | 国際航空券(国内区間 普通席)ブッキングクラス V/W/S | 0 |
運賃13 |
30% | 国際航空券(国内区間 普通席)ブッキングクラス L/K | 0 |
修行で考える場合には、以下の2つの選択肢が効率的と言えます。
- ANA Super Value Premium 28(運賃種別2) 羽田-那覇
- ANA Super Value 75(運賃種別7) 羽田-那覇
1つ目のプレミアム割引は発売開始と同時に購入する必要がありますが、26,000~30,000円で購入でき2,860ポイント獲得できます。この場合ポイント単価は10円弱。
2つ目の普通席は最安では約10,000円で1,476ポイント獲得できます。この場合、ポイント単価は8円弱となります。
2つ目の方がポイント単価自体は低くなりますが、1つ目の方は1往復で5,720ポイント獲得できるため時間的効率性も考慮すると良いかなと思います。
国際線乗継便については、2018年9月1日に制度変更(改悪)されてしまい、運賃種別4(一律100%)から運賃種別9~13と、国際線のクラスに応じて変動するようになっています。
例えば、国際線を羽田-シンガポールのエコノミークラス(V, W, S, T)に沖縄―羽田の乗継を付けた場合、以前は羽田―那覇間で片道100%の1,984ポイント獲得できましたが、50%の984ポイントしか獲得できないようになってしまいました。
国際線の場合
予約クラス | 積算率 | 搭乗ポイント |
F/A/J | 150% | 400 |
C/D/Z | 125% | 400 |
G/E/Y/B/M | 100% | 400 |
P/N | 70% | 400 |
U/H/Q | 70% | 0 |
V/W/S/T | 50% | 0 |
L/K | 30% | 0 |
通常、エコノミーで安く予約したいと思った場合に、よく目にするのはV/W/S/Tのクラスとなります。概ね以下のクラスとなっています。
- F/A/J ファーストクラス
- C/D/Z ビジネスクラス
- G/E/Y/B/M プレミアムエコノミー、正規エコノミー
- P/N 割引プレミアムエコノミー、エコノミー
- U/H/Q 割引プレミアムエコノミー、エコノミー
- V/W/S/T エコノミー
- L/K 格安エコノミー
路線倍率(1倍~2倍)
路線倍率とは名前の通り、到着地の属するエリアに応じて設定されている倍率で大きく以下の3つです。
- 国内線 :2倍
- 国際線アジア便 :1.5倍
- 国際線その他 :1倍
距離のみで計算するのであれば、欧州や北米・南米に飛ぶフライトのほうがプレミアムポイントは高くなるのですが、路線倍率の存在によってアジア線と変わらなかったりします。
例えば、羽田―ロサンゼルス便で、エコノミー(V/W/S/T)では2,729ポイントとなりますが、同じ条件で羽田―ジャカルタ便も2,709ポイントなので、ほとんど変わらず、時間と値段を考えるとジャカルタのほうが効率的だったりします。
プレミアムメンバーの特典
苦労してプレミアムメンバーのステータスを獲得して何がお得なのという点については、また別途作成予定です。
プラチナメンバーになったことで私がメリットを感じた点は大きく以下の通りです。
フライトボーナスマイル
プラチナになると1年目は+105%、2年目は+90%になります。
ただ、マイルの倍率が50%になるエコノミーではそこまで大きくならず、100%積算されるプレミアムエコノミー以上では大きくマイルが付与されます。
例えば、羽田―ニューヨーク便でプレミアムエコノミー(100%)を利用すると、通常マイル6,723マイルにボーナス6,386マイルが付与されて13,109マイル獲得できます。
事前座席指定
プラチナクラスの場合、国内線・国際線ともに非常口座席の予約が可能なので、エコノミークラスでも前に座席がなくて広いスペースを確保することが可能です。私は毎回非常口座席を利用しています。
※ちなみスーパーフライヤーズ(SFC)では非常口座席は当日空いていない限り予約できません。
優先チェックインカウンター
国内線も国際線もスターアライアンスゴールドメンバー(プラチナ以上)はビジネスクラスのチェックインカウンターが利用可能です。
長期休暇などの混雑時に、エコノミーのカウンターに行くと30分~1時間待たされるのがザラですが、ビジネスカウンターでは待たされることが少ないです。
羽田や成田はオペレーションが早いですが、海外の場合エコノミーのカウンターに並ぶと長時間待たされるので、この特典は非常に良い特典です。
ラウンジ利用
国内線も国際線もラウンジを無料で利用できます。
プラチナ・SFCの場合、同行者1名まで一緒に入ることが可能です。
国内線ラウンジでは、ビール・日本酒などのアルコール類やソフトドリンクとお菓子などが置かれています。
国際線ラウンジでは、軽食、アルコールを含めた各種飲み物があるため、レストランに行くことがなくなりました。
優先搭乗
国内線も国際線も、搭乗順位としては、小さいお子さんを連れた方、車いすなどサポートが必要な方が最初に登場し、②ファーストクラス・ダイヤモンド、③ビジネスクラス・スターアライアンスゴールド、④座席場所ごとと続きます。
プラチナを取得すると、エコノミークラスでも上記の③のタイミングで搭乗できるため、手荷物を入れる場所に困ることがなくなりストレスフリーです。
プレミアムメンバーに興味を持ち、修業をしてみようという方は、まず海外FXでマイル・クレジッカードポイントを貯めてから、SKYコインに交換してから航空券を予約してはどうでしょうか。
海外FXでマイル・クレジットカードポイントを獲得する方法について書いてます。
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